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カードカウンティング(カウンティング)とは
攻略法名称 | カードカウンティング(カウンティング) |
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使えるゲーム | ブラックジャック |
リターン、メリット | 2,3割程度プレイヤー有利で戦うことができる |
発明者 | エドワード・ソープ博士 |
難易度 |
まずこのカードカウンティングとは基本戦略(Basic Strategy)と言われるブラックジャックにおける統計学的に最適な行動を理解しそれを実践できることが前提の上に成り立ちます。
その上で全員に配られたカードを記憶し、デッキに残されたカードの数値を期待値化するというような手法になります。
次の項目ではこの攻略法の生まれた背景と逸話などについて書きます
生まれた背景、逸話など
始まりはエドワード・オークリー・ソープというアメリカ合衆国のマサチューセッツ工科大学数学教授によって編み出されたものです。
彼がこのカウンティングという手法でブラックジャックにおける優位な手法を編み出し、それを証明するために実際にカジノへ行き勝ちまくって出入り禁止になったという話があります。
この話は別の話もあります。
それほど実際には優位ではなかったため、この手法に加えてその場で自分のオリジナリティを加えて勝利したと。
また、その際はディーラーを買収もしていたため出禁にもなったのだとか。。。
この話の真実は分かりませんが、この手法は実際に優位だったようでこれについての本をエドワード博士が書いて以降カウンティングを使ってカジノに勝利する人間が大幅に増えたそうです。
近年ではラスベガスをぶっつぶせという映画にもなっておりその影響力はカジノにおける最大級の発明と言っても過言でないでしょう。
次は実際のやり方について説明します
実際のやり方
これから説明するのはHi-Loと言われる基本的なカウンティングになります。
10,11,12,13とAのカードを-1
2,3,4,5,6のカードを+1
その他の7,8,9のカードは0
以上の通りディーラーとプレイヤーの数の合計していき最終的な数値が+であれば10以上のカードを引きやすく、-であれば2~6までのカードを引きやすい状況となります。
これはディーラーが17以上になるまでカードを引き続けなければいけない基本ルールがあるため-であればディーラーはバーストしやすくディーラー不利、逆であればプレイヤー不利となります。
この状況に基本戦略を合わせてベット額を上げる、勝負を降りるなどを加味していくことがこの攻略法の使い方になります。
その他にレッドセブンカウント,KO,Hi-Opt I,Omega II, Zen といった状況を細分化した派生攻略法もあります。
次はこの攻略法の有用性についてです
有用性について
まず初めにランドカジノ(実際のカジノ場)ではカウンティングは禁止です。
これでほとんどの話は終わってしまうように思えますが、オンラインカジノではプレイヤーがやっているかどうかは絶対にわかりませんよね?
そうなんです、オンラインカジノではできるんです。デッキ(シュー)を毎回シャッフルされなければ。。。
最近では連続シャッフルマシンというものが導入され、これでほとんどの有用性が失われてしまうのです。
なので無対策のゲームがあれば可能ということですが少々難しいように思います。